KAZE KSR110耐久チャレンジ in Autopolis (2008/11/02)

KSR110 カスタムクラス車両規則

(1)車輌

  1. カワサキKSR110のみとし、安全運転上、完全に整備されているものでなければいけません。
  2. 車輌は原則としてノーマルKSR110の形状を保持しているものとしますが、他のカワサキ車を模した形状にする場合においてはこの限りではありません。

(2)ボディワーク

  1. 外装パーツのネジ止め部はガムテープなどで脱落防止をしてください。
  2. 下部フェアリング(アンダーカウル)は、取り付けることが強く望まれますが、これを強制するものではありません。
    • <予告>2009年度よりアンダーカウルの取り付けが義務付けされます。
    • 取り付ける場合はエンジンの破損または故障時に、エンジンオイル総量の50%以上をフェアリング下部(オイル受け)で保持できる構造になっていなくてはなりません。
    • 下部フェアリングには、直径20㎜以上(許容範囲+5㎜)の孔が1個または2個開けられるものとします。
    • これらの孔はドライコンディション時には閉鎖され、競技監督がウェットレースコンディションを宣言した場合にのみ開けられることとします。
  3. リアスプロケットガードの取り付けが推奨されます。
    • <予告>2009年度よりリアスプロケットガードの取り付けが義務付けされます。
    • スプロッケットガードはスプロッケットとドライブチェーンの噛合い部をカバーすることとし、容易に破損する材質は使用しないで下さい。
    • スプロッケットガードはスイングアームにボルトオンまたは溶接で確実に取り付けてください。
    • スプロッケットガードの形状は、チェーンとスプロケットの間にライダーの手足が巻き込まれないという目的にかなうものとします
    • スプロッケットガードの端部が鋭利であってはなりません。
    • リアスプロケットガードの板厚は最低2㎜とします。
  4. チェーンガードの取り付けが推奨されます。
  5. 転倒時に地面と接触する恐れがあり、フェアリング等で覆われておらず、オイルを保持する全てのエンジンケースは、二次カバーを取り付けることを推奨します。
  6. 転倒を起因とするエンジン等の破損によるオイル流失を防止する為、プロテクティブコーンの装着を推奨します。

(3)保安部品

  1. ライト・ウィンカー・テールライト等の保安部品はテーピングを施すか、取り外してください。
  2. バックミラー、ナンバープレートは取り外してください。
  3. サイドスタンドは必ず取り外してください。
    その際サイドスタンドスイッチが動作しないよう処置してください。

(4)エンジンストップスイッチ・スロットル

  1. エンジンおよびその他全ての電気部品を停止することの出来る効果的なイグニッションキルスイッチをハンドルバーのグリップを握った状態で手の届く範囲に備えていなければなりません。
  2. スロットルは握っていない状態で自動的に閉じるようになっていなければいけません。

(5)ゼッケン

  1. ゼッケンは車体前面と左右にはっきりと認識できる字体で表示してください。色の指定はありません。
    • ゼッケン番号が判別しづらいと主催者が判断した場合は、ゼッケンの貼り替えをしていただく場合があります。
    • 今開催は希望ゼッケン番号を承ります。お申込の際、希望の番号をエントリー用紙にご記入ください。
    • なお、番号の範囲は「1」~「120」までとなります。
    • また、ご希望の番号をご利用になれない場合がございますのでご了承ください(先着順)。
    • 最新のエントリーリストをご参照の上、空いている番号をご指定ください。
    • 番号のご希望がない場合、主催者側で指定いたします。
参考:ゼッケン推奨書体(FUTURA HEAVY)
FUTURA HEAVY

(6)ワイヤーロック

  1. オイルドレーン、オイルフィラーキャップは必ずワイヤーロックを行ってください。
  2. ブレーキキャリパーボルト、アクスルシャフトもワイヤーロックを行うことが望まれます。
    • ワイヤーロックのワイヤーは必ず締まる方向にワイヤーを張り、たるみが無いようにして下さい。

(7)タイヤ

  1. タイヤは一般市販されている通常ルートで購入できるものとします。
    • ※レーシングタイヤ(ドライ/ウェット)も使用OKです

(8)キャッチタンク

  1. エアクリーナーBOXを外す場合、金属製オイルキャッチタンクを必ず取り付けてください。
  2. エアクリーナーBOXを外す場合、大気放出のホース先端は必ず吸気口にもどさなければなりません。

(9)改造の限度

変更・改造・取付可能な部分・部品

■エンジン本体
  1. カムシャフトのみ交換可、それ以外は一切不可とします
    • <予告>2009年度より排気量は125ccまでとします
■エンジン周り
  1. 点火系
  2. オイルクーラー
  3. オイルポンプ
■サスペンション
  1. 前後サスペンションの変更、交換
■吸排気系
  1. キャブレター
  2. エアクリーナーBOXの取り外し
  3. ハイスロットルKIT
  4. マフラー
■ドライブトレーン
  1. トランスミッション(段数不問)
    • <予告>2009年度よりミッションの段数は最大6速までとします
  2. 前後スプロケット
  3. ドライブチェーン
■タイヤ、ホイール
  1. タイヤ
  2. ホイール(直径サイズの変更不可)
■操作系
  1. マニュアルクラッチキット
  2. ステップ
  3. セルモーターキット取り付け
  4. ハンドル
    • (アッパーブラケットより下に取り付けるハンドル、及びグリップ位置が下になるハンドルは不可)
■ブレーキ系
  1. ディスクローター
  2. キャリパー
  3. マスターシリンダー
  4. ブレーキパッド
  5. ブレーキホース

■変更・改造・取付不可な部分・部品

  1. 上記以外は一切不可とします

    • シリンダー、シリンダーヘッドの変更は認められません。

(10)その他

  1. 2009年より本クラスは「KSR110モディファイクラス」に改称します。