(A)主催者の権限
1)天候、その他の理由による競技の中止、延期、再スタート及び競技内容の変更および競技時間の
短縮等の決定はすべて主催者に任されます。
2)大会に出場する車輌及び参加者で、危険を招く恐れがあると主催者が判断した場合は、当該車輌
及び参加者の出場拒否並びに競技参加中止を決定する権限を持つものとします。
(B)ライダーの遵守事項
1)参加者は競技中、競技規則、マナーに従いすべての行動に責任をもたなければなりません。
2)競技参加にあたり関連して起こった損害、傷害、死亡等に対し、主催者及び大会役員、会場管理者に
対して非難や責任の追及、または損害賠償の請求は出来ません。
3)大会当日は競技規約及び競技管理上のあらゆる規定や競技役員の指示に従わなければなりません
4)パドック内での競技車輌の移動は原則として押して移動してください。やむを得ず乗車する場合は
必ずヘルメットを着用し徐行で移動してください。
5)ビギナーもしくは技能的に下位者と思われる他の走行者に対しては、思いやりをもった行動をして
ください。
(C)ライダーの服装と装備
1)ヘルメットはJIS-C種・2種・スネル規格以上のフルフェイスタイプで、ジェットヘルメットは不可とします
MXタイプはチンガード、ゴーグルを必須とします。
2)ウエアは皮革製を着用すること。それ以外はモトクロス競技用で耐摩擦性、耐熱性を有する材質のも
ので、各種のプロテクター類(ブレストガード・肘・膝のパッド等)の安全装備を必ず着用してください。
モトクロスジャージのみは不可とします。
3)グローブ、ブーツは皮革製または同等以上の材質・性能のものとします。
4)転倒時の迅速なレスキューならびに自己安全のためにも、ライダーのヘルメットをスムーズに脱がすヘルメットリムーバーの着用が強く勧められます。(遅くとも2008年には義務化を行います)
(D)車輌・装備の検査
1)本大会に参加する車輌・装備は当日主催者の行う検査に合格したものでなければなりません。
2)主催者は、検査の結果不適当と判断した場合、その個所についての修正を命ずることができます。
また、再検査の結果不適当とされた車輌、装備での走行は認められません。
3)競技中においても規則違反が判明した場合には、走行の中止を命じることができます。
4)車検に合格した車輌は、主催者が認めたステッカーを指定場所に貼付します。
(E)走行規定
1)コースの逆走及びショートカットは絶対禁止とします。それを行った場合は即失格とします。
2)コース役員はペナルティを与えることができます。悪質な場合は失格とする場合があります。
3)ピットロードは徐行とし、すべて追い越し禁止とします。ライダー交代は必ずピットエリアで行わなけ
ればなりません。
4)競技中の転倒及びトラブルなどで停止する場合は、コースオフィシャルの指示に従わなければなりま
せん。
5)その他すべてにかかわる補足事項については、当日のライダーズミーティングで主催者より発表、
説明をします。
(F)スタート方式
1)スタートはエンジンをかけた状態での、ル・マン式とします。
エンジンスタート方式ですので、チーム員の方がサイドスタンドを上げた状態で車両を支えて下さい。
2)フリー走行時のタイム計測結果上位50台がスタートした30秒後に上位51位以下がスタートする
時差スタートとします
3)エンジンストールなどでスタート出来ない車両は、主催者が再スタートを止める場合があります。その
際はピットへ押して戻り、オフィシャルの指示に従ってピットスタートとなります。
(G)ライダー交代
1)一人のライダーが連続して30分以上走行する事はできません。
2)ピットインの時は必ず徐行してください。コントロールタワー横に設定したラインよりピットロードは1速
ギヤ以外での走行は禁止とします。速度が目にあまるチームにはペナルティーを課す場合があり
ます。
3)ライダー交代はピットに一番近いレーン(進行方向の一番左側)で行って下さい。
4)ライダーが装着するゼッケンをお渡し致します。交代のライダーへ必ずゼッケンをバトンして下さい。
ゼッケン装着無しで走行したライダーのチームは失格となります。
5)ピットアウトの時には、後ろからピットに入ってくる車両と重なる場合があります。必ず後方確認してか
らスタートして下さい。
6)ライダー交代後のコースイン地点(ピットレーン終点)では必ず一旦停止です。オフィシャルがアゴ紐等
の確認をした後コースインとなります。
(H)燃料及び給油
1)燃料は一般に購入できるレギュラーかハイオクを使用してください。
2)灯油用ポリタンやオイルジョッキの使用は一切禁止とします。使用した場合は失格とします。
3)給油装置は金属製の携行給油缶か落差式給油器とします。給油中は必ずエンジンを停止して
ピットクルーの1名は必ず消火器を構えていなければなりません。
4)消火器は他チームと共有してもかまいませんが、給油中は必ず消火器が使える状態でなければなり
ません。
|